背負った十字架は一生背負うもの
神戸で起きたおぞましい事件は今でも覚えている。
連日連夜TVで見ない日はなく、
こんな事をするのはどんな悪魔なのかと大騒ぎになったもの。
子供が無残に殺されてしまったニュースに、
心底怖い思いをしたものです。
そして18年後、
事件の犯人である元少年Aの手記が発売されました。
正直、あんな酷い事をしておいて
匿名でのうのうと自分語りするなんて!
と憤りを感じます。
元犯罪者・しかも恐ろしい事件を引き起こした者としては、
今は住みにくい世の中かもしれない。
でも住みにくくしたのは他でもない、
自分自身だという事を彼は知らない。
本当に反省しているのかどうかも怪しい所です。
殺人を犯した者は、
例え刑務所で刑期を終えたとしても
一生背負わなければならないのです。